『古事記』が伝えるところによると、
一言主大神は自ら「吾は悪事も一言、善事も一言、言離の神、葛城一言主の大神なり」と、
その神としての神力をお示しになられております。そのためか、
この神様を「一言さん」という親愛の情を込めた呼び方でお呼び申し、
一言の願いであれば何ごとでもお聴き下さる神様として、
里びとはもちろんのこと、
古く全国各地からの信仰を集めております。